鉛丹色の缶詰

腹黒紳士と愉快な阿呆。

 

1、初めまして。これから色々とよろしくお願いします。

 ―― 2、よろー。

3、あはは、僕から逃げられるとでも思ってるんですか?

 ―― 4、思ってるよ!!だってあたし小学校の時リレーの選手だった!!

5、・・・へぇ、僕が一番じゃないんですか。

 ―― 6、んー、四番目くらい?

7、君が他の人と話すと苛々するんですよ。

 ―― 8、お、やきもち!?やきもち!?

9、いつも好きだって言ってるじゃないですか!!

 ―― 10、あたしだっていつも好きだって言ってるじゃん。

 

これがあたしたちの幸せの形。

 

 

 

単体で抜きだすと雰囲気が変わるので。

単体バージョンです。(”愉快な阿呆。”は少しだけ改変)

 

 

腹黒紳士。

 

1、初めまして。これから色々とよろしくお願いします。

2、あはは、僕から逃げられるとでも思ってるんですか?

3、・・・へぇ、僕が一番じゃないんですか。

4、君が他の人と話すと苛々するんですよ。

5、いつも好きだって言ってるじゃないですか!!

 

 

愉快な阿呆。

 

1、これからよろー。

2、あたし小学校の時リレーの選手だったんだよ!!

3、今の君はあたしにとって・・・。んー、四番目くらい?

4、お、やきもち!?やきもち!?

5、あたし、いつも好きだって言ってるじゃん。